続・孤独のすすめ-人生後半戦のための新たな哲学 (中公新書ラクレ 651)
続・孤独のすすめ-人生後半戦のための新たな哲学 (中公新書ラクレ 651) / 感想・レビュー
starbro
五木 寛之は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が主張する真の「孤独」と「自由」は、健康寿命があってこそ成り立つものだと思います。どんなに長生きしても、寝たきりだったら何の意味もありません。
2019/04/26
スリカータ
「孤独」というイメージが、そう悪くもないと思わせてくれる本でした。淡き水のような交わりを持つ勧め。下重暁子さんとの対談は、出会って50年、お互い80代というお二人が「淡き交わり」を体現したかのよう。自分なりの「和して同ぜず」のスタンスを作っていこうと思う。
2019/07/26
aloha0307
孤独 と 孤立 は全く意味するところが違うことをしっかり捉えることが、本書に向かい合う基本姿勢です。 孤独 は大勢の人々と共にある時こそはっきりと感じられるこころの立ち位置、と感じました。「和して同ぜず」が本書のkeyword 五木さんは大学公開講座・カルチャセンター、趣味の集いを薦められており(実際に言葉を交わすということ)、SNSにはかなり懐疑的な立場です。芥川:「将来に対する唯ぼんやりした不安」は孤独にどう向き合うかに拠るのですね。五木先生失敗談@映画館 深夜・シニア割引 の聞き違えは☺
2019/04/21
tomo
☆☆☆ 「連帯を求めて孤独をおそれず」人と一緒に行動しながら、すべての面で人と和すべきわけではない。この気概だ。※斉唱と合唱の違いをこの年で初めて意識した、知らなかった…
2024/02/19
funuu
孤独死した40代女性が日記に綴った叶わぬ願い 男性より見抜きづらい、女性の孤立 2019年05月26日 https://toyokeizai.net/articles/amp/283081?page=2 ↑著者の考えるより現実は違う世界になりつつあるのかもしれません。著者の作品は50才以上には説得力がある。犀の角のように独りすすめ。
2019/09/22
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