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回想のすすめ - 豊潤な記憶の海へ (中公新書ラクレ (695))

回想のすすめ - 豊潤な記憶の海へ (中公新書ラクレ (695))

回想のすすめ - 豊潤な記憶の海へ (中公新書ラクレ (695))

作家
五木寛之
出版社
中央公論新社
発売日
2020-09-08
ISBN
9784121506955
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回想のすすめ - 豊潤な記憶の海へ (中公新書ラクレ (695)) / 感想・レビュー

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まーくん

どうしてこの本を読んでるのだろう?手に取る本の傾向も変わってしまったかな?五木寛之さんと言えば、『青春の門』以来だ。読むなら『百寺巡礼』だろうなどと自問しながら読んだ。五木さんは当年とって89歳。年寄りは先は無いが、膨大な過去の蓄積、記憶の海があり、それは回想の海だ。過去の思い出に浸るだけでなく、回想に積極的な意味を見出そうとしている。私も年寄りだが、五木さんほどではない。過去ばかり見てるわけにはいかない。未来の心配もしなきゃいけない。そう言いながらも、ついつい自分も回想にふけってしまう。⇒

2021/11/25

団塊シニア

つらいときはもっとつらかった日々のことを回想する、そしてあの時にくらべればと追い込まれたときに思うことができるのはありがたいことだと言う作者の言葉、私自身そういう思いで生きてきただけにまさに府に落ちる言葉だった。

2021/01/27

乱読家 護る会支持!

●人生後半の生き甲斐は、明日を夢見るのではなく、昨日を振り返ることだ。 ●不安な時代にあっても変わらない資産は、人間の記憶、一人ひとりの頭の中にある無尽蔵の思い出だ。 ●回想は生きる力につながる。 ●回想は、トレーニングをしないと錆び付いてしまう。 ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、モハメド・アリ、フランソワーズ・サガン、川端康成、、、五木寛之さんが、一期一会の回想にふける本。

2020/11/30

よし

「 一冊の本は回想の依り代のようなものだ。一行の文章から次々に過去の出来事が浮かび上がってくるのである。ページをめくるのも忘れてそんな古い記憶に思う存分ひたるのもいい。」「 未来だけが人生ではない。過去もまた自分の人生だ。明日を夢見ることと同様に、昨日を振り返ることが重要なのである」「 物にまつわる記憶は捨てがたい財産である」「 つらいことがあったのに、何とかクリアして今日までやって来られてたのだから、幸運だったな、とつらい記憶を思い返す道もある」「回想の力」という心のトレーニングを積んでいこうと思った。

2022/12/16

takao

ふむ

2024/05/06

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