新版-中野京子の西洋奇譚 (中公新書ラクレ 792)
新版-中野京子の西洋奇譚 (中公新書ラクレ 792) / 感想・レビュー
坂城 弥生
聞いたことのある物語から知らない物語まで、世界の不思議な話。
2023/06/01
猫ぴょん
中野京子さんの本はハズレがない✨でもって勉強になるー☺ カスパー・ハウザーと ディアトロフ事件の真相は知りたいなー。 巻末の奇譚年表が分かりやすくて良き☺
2023/10/20
kei-zu
ドッペルゲンガーや英国の幽霊譚など、「奇妙なお話し」の紹介。西洋絵画が解説されることもありますが、いつもの著者の本よりは控えめ。 さすがの語り口がうまさで、楽しく読めます。
2023/06/20
しばこ
西洋で昔から語り継がれている奇譚の数々。未だにそれが真実かどうか、真相はいかに?という興味深い話ばかり。ただ単に恐ろしく不気味なだけではなく、背景にある歴史や世相なども伺えて、やはり本当はどうなんだろうという気持ちがさらに強くなっていきながら面白く読み終えた。
2023/04/13
ATS
1トピック10ページ前後で深く掘り下げないのでやや物足りない感じもあるが知らない話が多く面白く読めた。オーディンとヒトラーについての考察が興味深かった。北欧神話のオーディンはルーン文字の秘密を知るために一度死んで復活した。それを祝うのが5月祭(4月30日-5月1日)。ヒトラーはヴァグネリアンでヴァーグナーの「ニーベルングの指輪」にはオーディンが登場する。ヒトラーが北欧神話などに通暁していたであろうことが推測され、5月祭りの4月30日に自殺したのはなにかしら縁があるのかもしれないとのこと。
2024/10/05
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