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ファウスト 悲劇第一部 (中公文庫)

ファウスト 悲劇第一部 (中公文庫)

ファウスト 悲劇第一部 (中公文庫)

作家
ゲーテ
手塚 富雄
出版社
中央公論新社
発売日
1974-10-10
ISBN
9784122001466
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ファウスト 悲劇第一部 (中公文庫) / 感想・レビュー

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マウリツィウス

【ゲーテ『ファウスト』と《継承》】「ファウストの意思を継ぐ」ことは《可能》だろうか。ボルヘス同様に「学問」「文学」への《無限探求》を可能とした『ファウスト』を入念に読み解くと答はひとつとなる。シェイクスピアにおける『ソネット集』の極意ともなるが答は「継承」、ファウスト足り得る人物を後世に創造すべく記され、書き残された『ファウスト』は忠実継承に値する。「錬金術」、つまり古典主義化された神秘思想理念をゲーテは鮮明化させた。それが意味する奥義を言い当てよ-「予言/預言」の二重の言語価値、『ファウスト』への真理。

2014/05/07

無能なガラス屋

「何かわからぬ甘美な憧れにかられて、おれは森を野をさまよい歩いた。そしてとめどもなく熱い涙を流しながら、おれはひとつの新しい世界がおれのために生まれ出てくるのを感じた。」

2024/08/18

ピノ

ファウストというとなにやら小難しい古典文学というイメージを持っていましたが、もはやすがすがしいまでのダメ人間というイメージで固定されてしまいました。なんというか『ヤングのび太』みたいなカンジでした。

2018/01/18

陽之理

新潮文庫のが何度チャレンジしても挫折した。この解説を読みながらようやく完読できた

1990/08/06

蝶子

私は賢くなれただろうか。少しはマシな人間になれただろうか。いやそんなものは思い上がりだ。くだらない知識を身につけるたび、一角の人間になったような錯覚をして、ほんとうに哀れなヒト(人類)だ。

2014/04/16

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