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美味放浪記 (中公文庫 A 69-2)

美味放浪記 (中公文庫 A 69-2)

美味放浪記 (中公文庫 A 69-2)

作家
檀一雄
出版社
中央公論新社
発売日
1976-01-01
ISBN
9784122003309
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美味放浪記 (中公文庫 A 69-2) / 感想・レビュー

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gibbelin

なんとも痛快な文章はまさに放浪詩人。いま同じ旅をしても、同じもんは食えないんだろな。

2016/08/13

ウチ●

檀一雄が日本と世界のここかしこを飲み、食べ、うろついた記録。無頼派の盟友、太宰治との交流に切ない気持ちが見え隠れ。やはり、無頼派はある意味男のロマンであり、「永遠の少年」なのだ。最近、池波正太郎作品を併読していたが、こちらは「大人の世界」。私はどちらとも憧れはすれども振り切れない中庸の凡人です・・・。 追記:檀一雄が大絶賛している「ニロギ」こそは釣り人がこぞって放り投げている「ヒイラギ」ですよ!!丁寧な処理でそれはそれは素晴らしい美味に大変身します!「ワケ」も一度お目にかかってみたいです。←イソギンチャク

2013/02/06

shusseuo

読んでいるとお腹が減ってくるので、食後の満腹時に少しづつ読みました。国内編ももちろんいいのですが、なんといっても海外編のイキイキとした描写が素晴らしい!モロッコ編が一番好きです。青空とバザールの喧騒がまるで目の前で展開されているような錯覚をおぼえます。行ったこともないのに。この本を片手にいつか各地を放浪してみたいものです。

2014/04/11

ナウラガー_2012

高知の”皿鉢(さわち)料理”:もともと五穀豊穣の祈願祭や収穫祭で神前に様々な食材が供えられ、神事の後、供えられていた食材をおろし、御厨(みくりや)などで神饌として調進し、神事に参加した者も共に分かち合って食べた。この神と人が共食する酒宴を”直会(なおらい)”と言い、神と人が共に嘗め合う重要な儀式とされていた。刺身(生という)を盛った皿鉢、焼き物料理を盛り合わせたも組み物の皿鉢、寿司の皿鉢の三枚が皿鉢料理の基本形/岡山・児島湾は「アミ」の産地「ヌカエビ」、有明湾のは「ツケアミ」、新潟「アカヒゲ」という

2010/09/09

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