紅蓮の女王: 小説推古女帝 (中公文庫 A 40-6)
紅蓮の女王: 小説推古女帝 (中公文庫 A 40-6) / 感想・レビュー
カズザク
初黒岩作品。推古女帝が、大王代理から女帝になるまでの物語。大王の后になる時、決められた結婚、自分の気持ちはなかったはず…。大王が健在の時、大王に尽くす事・愛される事が最優先だったはず…。大王が亡くなった時、初めて自分の気持ちに素直になれたはず…。立場上、許されない恋、一番人間らしく過ごす事が出来たはず…。復讐の推古女帝…勿論、女帝になる前と、権力の蘇我馬子が手を組む。理由や目的は違っても、やっつけたい敵は同じ。蘇我馬子に利用された?利用した?あれほと望んだ復讐なのに…逆の死と同時に全てが終わっていた?
2023/08/11
まいご
蘇我馬子の狡猾な政略と炊屋姫の激しい情愛が絡んで引き込まれる。即位のところで「これで終わり!?」と残念になった。続きの時代を読みたい。
2012/09/07
고정수
홍련의 여왕
2018/09/24
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