天の川の太陽 上 (中公文庫 A 40-8)
天の川の太陽 上 (中公文庫 A 40-8) / 感想・レビュー
BIN
天武天皇こと大海人皇子を描いた作品。上巻は斉明4年から吉野隠遁前まで。この時代のことは詳細を知らないので面白く読めた。もともと大友皇子派でしたが、この本を読んでると大海人皇子を応援したくなる、天智天皇のせいで。天智天皇こと中大兄皇子はもっと優秀な人物かと思っていたら、中臣鎌足いないと駄目駄目だなあという印象を持った。大海人皇子と妻(姪)たちや元恋人との絡みが多い。下巻の壬申の乱が楽しみです。
2018/05/30
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