好色一代男 (中公文庫 A 29-5)
好色一代男 (中公文庫 A 29-5) / 感想・レビュー
寛理
☆☆☆☆☆ 高校生のときこの本が好きだったが、今読み返して吉行の「覚書」が面白かった。ここで吉行は西鶴が花鳥風月的なものを裏切って散文のユーモアを作り出していると言っていて、訳文にもそれが表れている。その意味で重要な作品だと思った。ただ、今の俺は吉行の洒脱な文体はあまり好きではない。もっと泥くさいユーモアじゃないと笑えない。
2019/12/17
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寛理
☆☆☆☆☆ 高校生のときこの本が好きだったが、今読み返して吉行の「覚書」が面白かった。ここで吉行は西鶴が花鳥風月的なものを裏切って散文のユーモアを作り出していると言っていて、訳文にもそれが表れている。その意味で重要な作品だと思った。ただ、今の俺は吉行の洒脱な文体はあまり好きではない。もっと泥くさいユーモアじゃないと笑えない。
2019/12/17
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