マンダラ探険: チベット仏教踏査 (中公文庫 M 390)
マンダラ探険: チベット仏教踏査 (中公文庫 M 390) / 感想・レビュー
wei xian tiang
旅先でダライ・ラマの自伝を読んでから妙にチベットづいてしまった。チベット文化圏の西縁に属するラダック,ザンスカール調査隊の紀行文で,有無を言わせず読ませる筆力がある。殊に隔絶の地リンシェの段は秀逸。本書にフンザは出てこないが,加藤九祚の「ユーラシア野帳」もまた読み返したくなった。
2017/08/14
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