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奇妙な味の小説 (中公文庫 A 29-7)

奇妙な味の小説 (中公文庫 A 29-7)

奇妙な味の小説 (中公文庫 A 29-7)

作家
吉行淳之介
出版社
中央公論新社
発売日
1988-11-01
ISBN
9784122015647
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奇妙な味の小説 (中公文庫 A 29-7) / 感想・レビュー

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メタボン

☆☆☆★星新一「暑さ」のオチは流石の切れ。一番良かったのは柴田錬三郎「さかだち」。女が逆立ちする場面の描写にはっとさせられた。結城昌治「うまい話」は注文の多い料理店を彷彿とさせるタイトリ通りのうまい話。一人の妄想がとんでもないことになる小松左京「招集令状」。河野多恵子「思いがけない旅」は雰囲気が読ませる。妻が淫靡になっていくさまが切なくも妖しい山田風太郎「わが愛しの妻よ」。青年の脱出手品が哀愁を誘う吉行淳之介「手品師」。島尾敏雄「夢の中での日常」はシュールな味わい。森茉莉「黒猫ジュリエットの話」は今イチ。

2018/11/17

雑感

#2020年読了 054:吉行淳之介編『奇妙な味の小説』 「そうだ、アンソロ読もう!」という気分になったのでまずはこれから。星新一「暑さ」はお手本のような“奇妙さ”でトップバッターに相応しい。柴田錬三郎「さかだち」はハッとするような眩しさと可憐さと悲しさが染みる。結城昌治「うまい話」も古典的ながら楽しく読めた。風太郎は全小説家の中でも五本の指に入るくらい好きな作家なんだけど、「わが愛しの妻よ」はダントツで私がニガテなやつで残念……風太郎の「突き放した人間の書き方」は大好きなんだけど、

2020/05/09

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

1988年11月10日 初版 星先生『暑さ』がはいっているので。

2016/01/02

確かに「奇妙な味」であった。二重壁の最後は何度も読んだが理解できなかった。

2018/06/11

Lighthouse Keeper

「うまい話」結城昌治、「暑さ」星新一、「召集令状」小松左京、「暗い海暗い声」生島治郎

2015/02/28

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