雨降りお月さん (中公文庫 あ 19-4)
雨降りお月さん (中公文庫 あ 19-4) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
画像が間違っている! 自分では訂正できませんが、こんな書影ではありませんので念のため。阿刀田高さんの本は初めて読みますが、これは雑文集。といっても小説を作る日常がいろいろ書かれていて、作家も大変なんだなぁ、と、つくづく思えるものがあります。中でも異色なのは「数のアラカルト」は阿刀田さんの意外な側面を見る思いでした。まるで安野光雅さんの「算私語録」のようで、イラストにあの絵が描いてあっても不思議でない数学的エッセイ。「小説はすべてミステリー」とは、タイトル即結論と言えますね。なるほど、と、関心しました。
2015/05/11
takaC
1992年9月読了。
1999/01/01
MIKETOM
俺はエッセイはそれほどたくさん読むわけではないのだが、阿刀田は最強エッセイストの一人だと思う。重すぎず軽すぎず、全ての点でほどがいい。知的好奇心を満足させてくれたりする。自分の興味関心に溺れず、常に読者の視線を意識しながら書いている感じ。良い意味でプロだなあと思う。
2015/05/27
あじさい
阿刀田高さんの人柄がうかがえる一冊。
2011/12/01
のんき
1989.9.10発行
感想・レビューをもっと見る