孔子伝 (中公文庫)
孔子伝 (中公文庫) / 感想・レビュー
i-miya
■[読了]★白川静『孔子伝』中公文庫 2005.09.17 聖人・・・神の声を聞きうる人 ソクラテス同様著書なし デルフォイの神託の意味 イデアの世界 2005.09.19 史記 魯 P038 出国記 前498 55歳 陽虎事件 公山弗擾 定公『左伝』斉からの帰国 孔子『礼記』左伝、孟子、墨子、荀子、呂氏春秋 きょう谷の会 李桓氏の絶望『韓非子』 14年にわたる亡命記録 ナザレ人 P045 亡命記 衛 10ヶ月 陳 3年 蔡 3年 陽虎 永遠のライバル
2005/09/22
Lily ※amazon不買運動中
孔子の素顔が見えてくる本。論語も読まずにこの本を読んだのはラッキーなのかもしれない。「人は誰でもみな、そういう声を聞き、影をみながら生きる。それが何であるかをはっきり自覚する人は少ない。その意味で、孔子やソクラテスのような人は、稀な人格であった。偉大な人格であった。そしてもしそのことに注意しなければ、この偉大な人格の生涯を貫くリズムを、把握することは困難であろう。」引用62p.
2017/03/28
huanghongyang
1年ぐらいかけて中断しながら読んだので、理解できなかったかもしれない。
2009/07/19
さとうしん
ウン年ぶりに再読。本書の読みどころは孔子と陽虎との対比だが、孔子や儒家の出現は当時の時代性によるものであり、孔子とその弟子たちは、当時斉魯各地に数多いた類似の人物や集団の代表格だったのではないかと思った。
2015/09/26
Yuki.Ogawa
孔子伝と名はついているものの、孔子の話ばっかりではなく春秋・戦国期の重要な思想はだいたい顔をだす。それらがみな孔子をきっかけに起こった儒者の思想に影響されているとみえるからということで。そういうモノの見方したことなかったから新鮮でよかった。素人目には論理が飛躍しているようにみえるところもあり、難解なところもあり、批判もいろいろあろうとは思うけれども一読の価値はある。
2011/06/29
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