詩人の旅 (中公文庫 た 43-1)
詩人の旅 (中公文庫 た 43-1) / 感想・レビュー
yutaro sata
これは読んだことは憶えている。確か越前のカニがすごく上手いっていう話があったはずなんだ。そこらへんは確認してもらえると有難い。田村さんはそんなにたくさん詩を読んだことがある訳ではないんだけど、エッセイも面白いですよ。
2022/04/23
oedococo
実際に読んだのは蔦屋書店でみつけた昭和56年の初版の単行本。「隆一」と直筆サインが入っていた。この本の良さを語るのは沢山ありすぎて難しい。最後に彼のひとり旅の魅力を二つあげている。ひとつはいろいろな力がその旅をつくっているということを体験すること(様々な力がひとり旅を助けていることを具体的に経験すること)、もう一つは、どんな乗り物に乗っても窓わくがあり、そのわくのおかげで風景が見えると語っている。ひとりで生きている人間にとっての窓わくは、人間の眼だとも。自分の眼で見たものを生かした人生にしなくては。最高!
2013/01/06
めぐ
優しくて鋭くてカッコいいけれど人懐っこい隆一さんの言葉はやはり唯一無二です。日本が更に素敵に見えてきます。40年ぐらいの日本はもっと落ち着いていたのですね。
2016/07/16
denden
更新をさぼっていたので連投になります。我が愛する呑兵衛詩人田村隆一さんの旅日記を集めた1冊。私が済む長野県から伊那-飯田・川治温泉と佐久-小海線の2作が収められている。どちらも身近で楽しく読ませてもらった。11か所、12作。いずれも田村さんらしい奇抜な楽しめる文章で田村節が炸裂する。
2017/06/19
thewildwind
名著。
2019/04/22
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