遅れたものが勝ちになる (中公文庫 い 35-12 エッセイ集 6)
遅れたものが勝ちになる (中公文庫 い 35-12 エッセイ集 6) / 感想・レビュー
i-miya
2013.04.05(つづき)井上ひさし著。2013.04.04 タングラム、ジグソーパズル、知恵の輪、などやらぬ。 その暇がない。 改憲を急ぐ日本、判じ物、なぜ。 エネルギーショック、食糧、みな考え物である。 日常生活に潜むなぞ、なぞ。 市川・池袋間、地下鉄、どう乗り換えるのが正解か。 すべての解答は、その個体が感じた直後に与えられる。 そこで人間は、小さな人生もどきを発明した。 競馬、日本のペナントレース。
2013/04/05
i-miya
2013.02.16(再読)井上ひさし著。 2013.02.16 ◎日本語。 ヒトをヒトたらしめているのは、言葉である、 さらに、言葉を発展させて文化をつくった。 「言葉をにのせて文化を伝える」という遺伝外の情報伝達に成功した、 これに加えて、文字も発明した。 これまでの聴覚伝達の瞬間性を、永続性のあるものに変えた。 敗戦当時の日本語、「非合理な日本語」を捨てて、フランス語を国語に採用せよ。 ローマ字を使わせてはどうか。 方言が存在しにくくなった。
2013/02/16
i-miya
2013.08.11(つづき)井上ひさし著。 2013.08.11 『私家版憲法読本』 ◎前文は悪文か。 製作意図がある。 ◎法律の言葉。 女装趣味の裁判長、白鳥の湖の音楽にのって「あんた、目上の人を、両親を殺したから死刑よ、チョメ」 借り物や、押し付け物を見事に日本化したところに日本人の先祖の血と汗と涙の結晶が、知恵の有り難さがある。 ◎取引。 (天皇の戦争責任と、天皇制度存続) ギャラップ社調査、71%が「天皇に戦争責任、あり」
2013/08/11
Jun
憲法論、農業論などのエッセイもありつつ、やはり二葉亭四迷や宮沢賢治、石川啄木へのインタビュー(架空)が秀逸。これぞ、井上ひさしの本領という感がある。
2024/10/30
i-miya
2013.02.16(再読)井上ひさし著。 2013.02.16 ◎日本語。 ヒトをヒトたらしめているのは、言葉である、 さらに、言葉を発展させて文化をつくった。 「言葉をにのせて文化を伝える」という遺伝外の情報伝達に成功した、 これに加えて、文字も発明した。 これまでの聴覚伝達の瞬間性を、永続性のあるものに変えた。 敗戦当時の日本語、「非合理な日本語」を捨てて、フランス語を国語に採用せよ。 ローマ字を使わせてはどうか。 方言が存在しにくくなった。
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