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ヴィーナスのえくぼ (中公文庫 か 9-2)

ヴィーナスのえくぼ (中公文庫 か 9-2)

ヴィーナスのえくぼ (中公文庫 か 9-2)

作家
加賀乙彦
出版社
中央公論新社
発売日
1993-01-01
ISBN
9784122019652
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ヴィーナスのえくぼ (中公文庫 か 9-2) / 感想・レビュー

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ソングライン

いじめに合う子供、仕事に忙しく家庭をないがしろにする夫、人生の目的を失った主人公は不倫にはしります。ヴィーナスのえくぼ、なんと虚しいタイトルでしょうか。

2017/02/03

大喜

日本版フローベールのボヴァリー夫人。中流家庭の平凡な30過ぎの主婦が夫との生活に嫌をさして悶々としている時に学生時代、好きだった男と出会い。不倫する。本人は離婚を望んで家を飛び出したが夫は拒否。その間に以前からいじめを受けていた9歳の息子が投身自殺。息子の死と愛人の本性に気づき失意の中、本人も高層マンションから投身自殺。自分の欲望のために家族を捨てた主人公には苦しい最後が訪れる。

2012/04/17

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