旅は道連れアロハ・ハワイ (中公文庫 た 46-2)
旅は道連れアロハ・ハワイ (中公文庫 た 46-2) / 感想・レビュー
wei xian tiang
大女優と脚本家夫妻が一章宛書いていくハワイ案内記。一世の辛苦やハワイ民族亡国の悲哀を忘れない所に好感が持てる。戦中派の松山は、日本人団体客の観光コースにパンチボール兵士墓地が入っているのが許せない。日本で戦没者墓苑に参ったこともない連中がと。おっしゃる通り、ハッとさせられる。芯から追悼も慰霊の心もない純観光な墓参モドキは彼我の戦死者を共に軽んじるものだ。日頃から暮らしの中で英霊を想い、折節には護国神社に詣でなければならない。
2014/03/16
コホン
一昔前の執筆なので、今よりももっと素朴だったであろうハワイや、一世に近い日系の方の存在が興味深い。その国の歴史を理解して、そこで生活をするという姿勢は当然とはいえ、なかなかできないこと。とても興味深い内容でした。
2013/10/08
阪井美奈子
浮かれた感じではなくて、自然な感じでハワイ観光したいなーと思ったら出会った本。30年前の本なのに、色褪せていない感じが良かった。
2013/01/13
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