僕は森へ家出します (中公文庫 あ 42-1)
僕は森へ家出します (中公文庫 あ 42-1) / 感想・レビュー
遥
荒川じんぺいさん著の「僕は森へ家出します」を読み終えました。著者は本の装幀をするブックデザイナーです。東京で働く著者でしたが、都会でのストレスに体調が崩れ、自然の多い場所への移住を計画します。本書は、その過程と自然での体験談が組み込まれた読みやすいネイチャーライティングです。今では、田舎に住んでリモートワークはよく聞くようになりましたが、本書の文庫化は1995年と圧巻の先駆者ぶりです。自然の中で父に教えられたことを思い出したり、またそれを自身の子供に教えるという世代を超えた継承があった時代に羨望します。
2023/06/10
コウジ
アウトドアショップの古本コーナーで購入。本にレシートが挟まっていて6年間眠っていた本。 とても読み易く1日で読了、今で云う2拠点生活計画を軸に、移住場所の選定(都内からの)、不動産屋とのやり取り、著者のアウトドア体験やその矜持等が語られる。 体験談が家族との関わりの中で語られる部分が多い事に共感する。特に著者の父親の語る「親爺の薫陶」らしき物は長年の経験からの含蓄のある重みがありました。 自分自身も2拠点生活なので、それを1から実現させるバイタリティには単純に羨ましいなと思いました。↓
2021/02/20
rincororin09
本棚の奥の方から引っ張り出してきて再読。ここ数年サボっているけれど、僕の外遊びの原点のあたりにある本。また、荒れ地禁断症状再発。9-5時のサラリーマンには難しい生き方なのかなぁ・・・(-_-;)
2014/11/11
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