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人生うろうろ (中公文庫 し 28-1)

人生うろうろ (中公文庫 し 28-1)

人生うろうろ (中公文庫 し 28-1)

作家
清水義範
出版社
中央公論新社
発売日
1995-05-01
ISBN
9784122023147
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人生うろうろ (中公文庫 し 28-1) / 感想・レビュー

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gonta19

2010/5/8〜5/9 15年ものの積読本。 墓作り、出産、就職、単身赴任、家を建てる、結婚、孫、離婚、転職、老人介護など、人生の一大イベントともいえる事象を筆者特有のユーモア、批評を交えて描く。 昔、よく読んだ清水作品であるが、ここのところ新刊は買っていない。(というもののまだ10冊未読在庫があるのだが) こうやって読むと、やはり清水さんは芸達者であるなぁ、と感心する。

2010/05/09

てながあしなが

読んでいる本「なぜ学生の9割は就活に疲れるのか」に引用があったので、読んでみた。紹介のあった作品「御社に惚れました」は面白かった。この本が書かれた時代でも、就活ではおおむね同じことが起きていたことを確認。他の作品もすべて「人生の岐路におけるあるある」をテーマとして書かれている。いいタイトルだと思った。

2017/01/11

CEJZ_

1P15行。元の本は1992年刊。誰もが経験する人生の転機、節目、イベントを取り上げた短編集、少々のユーモア調。子どもの頃、書店には清水義範の文庫がたくさん並んでいた。清水義範の本は読んだことがなく、懐かしさに初めて読んでみた。さすがにサラリーマンや家族の日常に古さを感じた。いかにも平成初期の暮らしの中で、ライフイベントの転機、今も似たようなものだろうか。表紙のイラストは古川タクで、この絵のタッチも懐かしさを感じる。古川タク氏の子息は現在の任天堂の社長らしい。解説は俵万智。

2024/04/04

otya

短編集。さくっと読めた。20年以上前の本とは。

2014/02/19

hiroshi0083

1992年1月に刊行された書籍の文庫版。 就職、結婚、出産、単身赴任、離婚など、「人生の様々な転機、節目、大イベントなどを取りあげて、スケッチするような気分で書」かれた短編集である。 各イベントにおける人間の思いや行動がリアルに、実感を伴って描かれており、「あるある」「こうなりそう」と思えるものばかりだった。 25年以上前に書かれただけあり、孫狂いのような、バブル期の香りに鼻白む作品もあったが、あの時代をリアルに切り取ったと考えれば、本書の評価を下げるものではないだろう。(コメントに続く)

2018/04/16

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