ウナギと山芋 (中公文庫 ま 17-7)
ウナギと山芋 (中公文庫 ま 17-7) / 感想・レビュー
ダイキ
「読後感を書かなければならないと思ふと読書の喜びが、まづ薄れ、次いですつかり失せるのは、大の男の批評家だつて、小学生の女の子だつて同じだらう。さうさう、寝ころんで読むなといふ教訓、あんなものは歯牙にもかけなかつた。もつとも、吉田健一さんは決して寝ころんで読まなかつたさうで、事実、彼は、小林秀雄氏が人から借りた本にフケを落して返したといふのは本を前方下に置いたからであると言つて褒めてゐる。」(『縦横ななめ』)
2021/09/04
慶多楼
半分ほどを占める書評欄、訳がいいよってな〆が多いんだけど、そこんとこ詳しく、どこがどういいかを丸谷節で書いて欲しいよな。
2018/12/11
がっちゃん
書評、随筆、日本語論、短歌…。なんでもござれのこの一冊。旧仮名遣いで綴られているといふのになぜこんなにも読みやすひのでせう。
2013/06/06
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