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蔵 (上巻) (中公文庫 み 18-11)

蔵 (上巻) (中公文庫 み 18-11)

蔵 (上巻) (中公文庫 み 18-11)

作家
宮尾登美子
出版社
中央公論新社
発売日
1995-07-18
ISBN
9784122023598
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蔵 (上巻) (中公文庫 み 18-11) / 感想・レビュー

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James Hayashi

新潟の豊かな家に生まれ、余った米で酒を作り出す田乃内家。早く母を亡くし視力の弱い娘烈や家族。結構難易度の高い方言で描かれているため、理解するのに時間はかかるが、時間的、空間的に飛び越え物語に入り込む。家が豊かな方で不幸は感じないが、ギクシャクした人間関係。学校にも通わず、敷地内に自分の住む屋敷の建設を求めるなど、不安を感じさせる未来。松たか子や浅野ゆう子主演で映画にもドラマにもなった原作。下巻へ。

2016/08/21

豆大福

再読。大好きな宮尾登美子さんの作品の中でも一番好き。話の筋はほとんど覚えているのに、どんどん先を読みたくなる。下巻も楽しみ。

2015/07/14

すももんが

厚い本だが、活字が大きめで読みやすい。方言の会話にリズム感があって、どんどん読み進める。下巻へ。

2019/09/15

パーシー

網膜色素変性症で生まれた女の子の成長譚。運命に翻弄されながらも強く生きる様々な立場の女性が描かれている。これは女性のものがたりだ。「女らしさ」と言うと語弊がありそうだが、男には無い「女性ならではの強さ」は有ると思う。後半の烈の恋心と強い決意には胸が締め付けられるほど感動した。。。古い小説だが、時代に色褪せない名作だと思う。

nay

表紙は映画版で浅野ゆう子と一色紗英。烈11才までの話。この時代の話だと嫁姑の確執や、男の人の横柄さっていうイメージがあったけど全然違った。大家でもこんな家があったんだーと目から鱗。あっという間に読んでしまうほど話に引き込まれたし後半も楽しみ。何より烈の言葉の力強さ。魅力的です。

2015/02/23

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