5五の龍 1 (中公文庫 コミック版 つ 2-1)
5五の龍 1 (中公文庫 コミック版 つ 2-1) / 感想・レビュー
KJ
将棋とは何かという導入として相応しく且つ読む事で棋力の向上に繋がる。二つの願望を満たす作品を探す過程で見つけたのが将棋漫画の古典とも言える5五の龍だった。将棋自体に加え将棋界の構造や将棋に対する心構え等が物語を通して自然と学べる。特に定跡や戦法が棋書並に解説されているのが嬉しい。大好きだけど大嫌い。相反する感情を併せ持つ龍。将棋は面白い反面絡め取られると破滅を招く恐ろしさがある。それでも将棋に対して真摯に取り組む人々の姿に自身も真剣に取り組む事を決意する。単なる解説に留まらない物語としての面白さもあった。
2019/04/06
たかし
漫画図書館Zにて読破。真剣士の生き様を描く前半と、奨励会での戦いを描く後半に分かれる。淡々と勝ち負けと昇級が繰り返される奨励会編は真剣士編に比べて地味に見えるが、棋士達の挫折をリアルっぽく書いてて、これが見どころかな。主役が二級に昇級したところで終わったが、ウィキペディア情報によると、単行本未収録の続編だと、結局、主役はプロになれなかったという。こども達にリアルを突きつける悲しさよ。
2017/03/11
hirofumi anno
Kindleで3巻まで無料だったので読んでみた。最初からずっとお母さんが我慢し通しで報われず、あんまり良い気持ちでは読めなかったが、局面の解説がしっかりあって、その点ではきっちりした将棋漫画だと感じた。
2016/01/17
カイラギ
kindle版を3巻まで読んだ。将棋ファンにとって伝説となっている漫画だが、すでに絶版しており、紙版を入手するのは少々困難な状況。なので電子化は正直嬉しい! あの5五の龍がこんなに手軽に読めるなんて、ありがたいことだ!
2015/10/17
MIRACLE
プロ棋士をめざす少年少女の青春をえがいた本格将棋まんが(全6巻)。第1巻は、真剣師を父にもつ主人公・駒形竜が、嫌いだった将棋に真剣に取り組み、中学生名人戦に挑むまでを描いている。
2013/04/28
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