5五の龍 6 (中公文庫 コミック版 つ 2-6)
5五の龍 6 (中公文庫 コミック版 つ 2-6) / 感想・レビュー
KJ
苦しい時はお互い様。言うは易し行うは難し。人に頼る事を潔しとしない意地が助けを阻む。ただ自分一人で生きていると考える方が思い上がりだ。苦しい時に受けた恩は自分が頑張って後で返せばいい。駒形が人間の生き方を説き頑な高美濃の心を開く場面には感動した。勝負の世界はやはり厳しい。誰もが笑える訳ではない。挫折をしっかり描くからこそ努力が胸に迫り栄光が眩しく映る。将棋は人間そのもの。だから将棋はやめられない。登場する棋譜にも拘り抜くからこそ物語に説得力が増す。将棋に対する著者の熱い想いが伝わってくる渾身の作品だった。
2019/06/08
MIRACLE
プロ棋士をめざす少年少女の青春をえがいた本格将棋まんが(全6巻)。最終巻も、引き続き、奨励会でのサバイバルがつづく。主人公は、最終的に2級まで昇格する。未完で終わったのが、残念。
2013/04/29
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