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禁じられた吐息 (中公文庫 や 26-4)

禁じられた吐息 (中公文庫 や 26-4)

禁じられた吐息 (中公文庫 や 26-4)

作家
山崎洋子
出版社
中央公論新社
発売日
1996-09-01
ISBN
9784122026957
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禁じられた吐息 (中公文庫 や 26-4) / 感想・レビュー

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C----ya

92年物で古いけど新しさを感じる女性作家にしか書けない女性のエロス。奥に眠っているものが引き出される揺れを堪能した。他人か息子かの「蜜の肌」「月の吐息」はそっち側にいくのが意外。1番綺麗で引き出されているのは「甘い血」でSMと骨董の美的感覚の混ざり具合が凄くよくて、どっちにもとれるラストに余韻が残る。「熱い闇」もラストで、えっ??。甘い血の視覚遮断の流れはイメージしやすく白い首筋に垂れた蝋燭がまさに禁じられた吐息。分からないからこその高ぶりが美しい

2016/02/09

女性だから書けるような、綺麗な小説。「熱い闇」の最後はうわぁってなりました。

2015/02/02

たつや

ブログ:http://sunnext.exblog.jp/10907146/

2009/08/19

マー坊

全体的に古い感じだけど、読みやすかった。「月の吐息」と「甘い血」が面白かった。

2011/08/12

ni-ni-

「月の吐息」がレズビアン作品。年上の男と結婚し、男の連れ子である娘に想いを寄せられる。そこに娘の元カノも絡んでくる。愛憎紙一重な感じ。正直、レズビアンの扱いが古臭く、マッチョな父親も登場するので、鬱々として微妙な内容だった。

2009/05/17

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