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われら冷たき闇に (中公文庫 と 19-3)

われら冷たき闇に (中公文庫 と 19-3)

われら冷たき闇に (中公文庫 と 19-3)

作家
藤堂志津子
出版社
中央公論新社
発売日
1996-11-01
ISBN
9784122027374
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われら冷たき闇に (中公文庫 と 19-3) / 感想・レビュー

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ごぅ。

幼いころから実母ではなく家政婦に育てられた裕福な家庭環境と良い意味でも悪い意味でも一途な家政婦と主人公を取り巻く複雑な男女関係。。遅すぎた反抗期のように殻を破る姿と糸で絡める習性が行き過ぎた結末を辿り、、、読みごたえもあり面白かったです。。

2017/11/21

つるりん

裕福な家庭に生まれ、権力をほしいままにする父とお手伝いのトミ子に守られて来た喜代子。お金があれば、好きなものが何でも買えれば幸せというものではないのだなと。トミ子の執着と束縛が怖い。それにしても、立派な家に住んでるんだろうに、ドアを閉めて会話してても何でも立ち聞きできるトミ子に脱帽(笑)

2015/06/19

りえぞう

○。どんどん筋を追いかける昼メロ的展開は面白いが、なんか単に人形みたいなお嬢様の物語に付き合わされたようで、ちょっと時間のロスをしたような。こういう人、多くはなかろうけれどもいそうだし。

2020/08/05

ohmi_jin

知らず知らずのうちに母親代わりの家政婦に支配されていた女の話。家政婦に悪意が全くないのが辛いところだが、もはやこうするしかなかったレベルにまで達していたのだろう。

2017/12/30

Yoko Oishi

浮世離れしたお嬢様と住み込みお手伝いさんの歪んだ関係。 愛情という名の束縛が恐ろしい。 ラストはなんとなくイメージできてたけど それまでの展開もなかなかおもしろい。

2012/04/22

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