精神科の待合室 改版 (中公文庫 さ 3-3)
精神科の待合室 改版 (中公文庫 さ 3-3) / 感想・レビュー
匠
症例を挙げながら、どのような病気でどういう状況で発症しやすいか、患者の特徴なども書かれている。「ノイローゼ」をはじめ病名がかなり古い呼び方のものも多数あるが症状は同じだし、処方薬などが書かれているわけではないので現在でも通用する部分のほうが多い。ただ、同性愛に対し「性の倒錯をよろこぶ人」とタイトルされているのはいただけない(苦笑)でもその歴史と社会からの扱われ方、文学なども絡めて説明されてるのは興味深く、最後まで読むと否定されているわけではなかったので安堵。
2014/05/31
Sean
家にあったので読了。様々な精神疾患に関する特徴と事例を記してあった。 世の中の人の誤った理解も含めて、どのような行動にあらわれるのかが示されている。
2013/09/17
wei xian tiang
研究成果が研究対象となる人間の行動自体を変化させてしまうという点で精神医学と経済学は似ている気がする。
2019/07/05
Gen Kato
再読。茂太先生初期のエッセイ。内容はやわらかくないけれど読みやすい。
2015/06/01
ガテン系
超よかった、いろいろな病名と症例があるし、歴史の流れもわかる、良書
2014/10/20
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