稀書自慢紙の極楽 (中公文庫 あ 45-2)
稀書自慢紙の極楽 (中公文庫 あ 45-2) / 感想・レビュー
たくのみ
古今東西の事象に精通した荒俣さんが「自慢」する本は、金と時間をかけて作られた優れものばかり。ああ、講釈を聞くだけで賢くなったような気がしてくる。「死に至る病」という目録集め、知的な遊び心溢れる「バロック本」、真実暴露趣味の「少年絵入り百科」恩師・紀田順一郎さん仕込みの「江戸写本」歴史とセンスを伝えてくれるカラー図版たち。実物を一度拝んでみたい本の「カタログ」なのです。
2015/04/07
オフ会@大阪
123456789wankoさんがおすすめした本です。
2013/07/22
新地学@児童書病発動中
書痴というか本を集めることに命をかける(苦笑)、荒俣さんのエッセイ集。美しい本、珍しい本、風変りな本が次々の紹介され、本好きにはたまらない内容。ただ50万とか100万とか高額な本が多すぎる。そんなお金を払ってまで本を所有しようとは思わない。私には図書館の本で十分だ。
2010/08/09
小林ミノリ
本および図像を見る視点が変わる書、新しい目を手に入れました。本気でこの世界に飛び込んだのなら見るは極楽、財布は地獄。
セイチョウ
大学生の頃読了。
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