眠られぬ受験生のために (中公文庫 に 12-1)
眠られぬ受験生のために (中公文庫 に 12-1) / 感想・レビュー
朱音
河合塾の先生(といってもかなりエライさん)が塾の機関紙に書いていたエッセイ。受験関係のこともあるが、飼い犬のこと、旅先でのことなど普通の身辺エッセイも。まとめられるとテーマばらばらという気もするけど、機関紙の中で読むにはいい感じの分量と内容で人気コーナーだったのではないだろうか。ちょこちょこ読むのにいい感じで、確かに受験生が眠れぬ夜にちょこっとずつ読むのにいいかも。「勉強のやり方」も書いてはあるけれどそれだけの本ではありません。
2010/08/30
タンバリン
受験指南書というより、エッセイ集。予備校教師は奇人が多いという偏見にも似た実感があったが、丹波さんは感受性ある優しい文体で好感が持てた。
2012/01/30
yummyrin
タイトルから離れた日常の有り様も記したエッセイ。少し時代はずれているけれど、今この時を考えさせることもある。なぜ、学ぶのか、小難しくなく記している。さらっと読んだ。
2014/08/13
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