長屋王残照記 (2) (中公文庫 コミック版 さ 1-17)
長屋王残照記 (2) (中公文庫 コミック版 さ 1-17) / 感想・レビュー
そら
腹立つわ~、むかつくわ~、気持ち悪いわ~、藤原4兄弟。最低やな。人じゃない。悪魔だ( `ー´)ノ。天然痘でみんな死んでざまあみやがれ( `ー´)ノ。長屋王の無念極まりない!藤原氏、その時代、時代でいっつも人を陥れるよね。ヽ(`Д´)ノプンプン
2024/01/01
あきぽん
長屋王に憧れた藤原房前が、長屋王打倒の陰謀の首謀者になっていく皮肉。この作品を最後まで読んで、つくづく政治家というのは、長屋王のような「立派な、良い人」ではなく、藤原不比等や徳川家康のような、「抜け目のないしたたかもの」に向いているのだな、と思った。ラストシーンも素晴らしい。続きの「女帝の手記」も読みたい。
2016/02/11
マドリン
衝撃的なラストに長屋王の家族への深い愛情を感じました。 この人が生きていたらその後の歴史はどうなっていたのだろう…
2017/05/16
ひろ
正義感に溢れ人望も高かった長屋王、天武天皇の長男高市皇子の息子。その妻吉備内親王、元正天皇の同母妹で元明天皇の娘。ふたりの多くの子息たち。彼らがみな亡き者にされた長屋王の変がこんなに辛く悲しいものだったとは。でもこれを仕組んだ藤原四兄弟を責める気もない。その時代の在りようだったのだから。その後の天然痘による四兄弟の全滅は、因果応報にも思える。妹夫婦を一挙に失った元正天皇の辛さは想像を超える。
2024/06/13
sa-ki
穏やかで真面目な長屋が最後の最後に激しさを噴出させたところは鳥肌もの。
2008/07/01
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