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新門辰五郎伝 (中公文庫 さ 40-1)

新門辰五郎伝 (中公文庫 さ 40-1)

新門辰五郎伝 (中公文庫 さ 40-1)

作家
早乙女貢
出版社
中央公論新社
発売日
1998-06-01
ISBN
9784122031593
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新門辰五郎伝 (中公文庫 さ 40-1) / 感想・レビュー

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スー

109JIN仁を読んでから好きになったのでどんな人だったのか知りたくて読みました。町火消の新門辰五郎の痛快な生き方と当時の江戸っ子気質と江戸の暮らしが生き生きと語られていてとても面白く読めました。火元の家の屋根の上で纏を振るい大名火消しを屋根から落としたりどちらが先かで火事を放ったらかして喧嘩したりと町人と侍のそれぞれの矜持を持った生き方など江戸の雰囲気を存分に感じられました。

2022/12/18

シュラフ

はじめて読んだ早乙女貢。とても面白かった。主人公は江戸の侠客・新門辰五郎。生年不詳など不明点の多い人物であり小説の前半部分は創作とのことであるが、江戸の街の風情や江戸っ子の気質がよく書かれており読んでてあきなかった。「火事と喧嘩は江戸の華」、江戸の街は男が多く、女をめぐって、男たちは気がたっていたという。それにしても新門辰五郎の生き様は、男の心意気というものを守って、痛快そのもの。現代に生きていたらどんな男になっていたのだろうか。   

2013/01/23

i-miya

((2008.10.08読了)) 会津藩士 曽祖父 戊辰戦争従軍 下北半島斗南藩 移封 慶喜葬儀 町火消し 消防組、鳶のものたち 中村金八長男 上野東叡山三輪王寺門跡の衛士 町田仁右衛門養子 火事と喧嘩は江戸の華 という 女性が足りてなかった 下谷山崎町2丁目 寛政4年 寛政12年 養子8歳 蝦夷地に向かう日 伊能忠敬―蝦夷測量 江戸昌平坂学問所完成 家斉の時代 町田は伝法院の舜仁准后の家来である 舜仁はもと輪王院の宮 隠居して伝法院入り お安 侠(きゃん)で小粋で助かる 四 20で起った事件

2009/09/17

Arata Matsui

江戸の町火消し、あまり知らなかったけど楽しく読めました。木造建築が集まる江戸には、命知らずの火消しが必要だった事情も分かったし、火消し同志を競わせる組分けなど、幕府の巧みな政策にも納得。しかし今も昔も火事に立ち向かう男はエライです。凡人には真似できん…

2012/12/29

マルハ

★★/5

2017/03/31

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