いつものお茶、いつもと違う猫 (中公文庫 た 61-1)
いつものお茶、いつもと違う猫 (中公文庫 た 61-1) / 感想・レビュー
mocha
谷村志穂さん、以前よくTVで拝見してたけど著作は読んだことがない(多分)本書は2000年の刊行で、あの頃の空気が蘇ってきた。最先端のマッキントッシュに夢中で、猫の避妊にまだいくらか抵抗があって・・。30代後半独身だった彼女はトンガってた。けれど猫の魔力でじわじわと丸くなっていくようで微笑ましい。河合雅雄氏との対談がとても興味深かった。今度小説も読んでみよう。
2018/09/05
斧
猫に惹かれてエッセイを。猫って躾するんだw猫以外に旅の話とか多かった。河合先生と対談もしてた。
2015/11/09
unya
「引越し先が決まらない」という一文が今の自分の状況と妙にリンク(笑)書評エッセイ部分のお陰で、読みたい本が又増えちゃった。まあ、それも楽しということで。
2012/11/18
cithara
著者は自分の飼い猫についてほとんど書いてこなかったという。でも本書でその禁を破ってからは、ほとばしるような筆致で愛猫の様子が綴られている。私は猫好きの一人として彼女の気持ちがよくわかる。表紙の写真がその愛猫なのだとわかり、余計可愛くて仕方ないのだろうなと思う。現在の著者はまだマッキントッシュを使っているのだろうか? もうとっくにWindowsだろうか? そしてまだ『ラジオ深夜便』を聴いているだろうか?10年前のことである。興味は尽きない。巻末の動物学者、河合雅雄氏との対談も楽しく読んだ。
2011/05/12
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