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戦勝国イギリスへ日本の言い分 (中公文庫 ま 25-5)

戦勝国イギリスへ日本の言い分 (中公文庫 ま 25-5)

戦勝国イギリスへ日本の言い分 (中公文庫 ま 25-5)

作家
マークス寿子
出版社
中央公論新社
発売日
2000-08-01
ISBN
9784122037021
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戦勝国イギリスへ日本の言い分 (中公文庫 ま 25-5) / 感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

先の大戦でわが国は敗北したが、アジアにおける西欧支配の終焉を早めた。西欧各国は多大な犠牲を払って勝利したが、植民地は独立し、共産化した国を除くとアメリカの影響下に入った。独立阻止を戦った部隊は冷遇され、行先のない不満は反日活動に向けられた。歴史問題は先進国イギリスでも国内問題としての性格がある。日本が犯した明確な戦争犯罪を否定する態度を取ってはならないが、誤解、捏造、フィクションには敢然とした反論を躊躇すべきではないし、補償問題については、諸条約で「すべて解決済み」であることを明確にしなければならない。

2015/03/23

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