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ひとでなし (中公文庫 の 3-11)

ひとでなし (中公文庫 の 3-11)

ひとでなし (中公文庫 の 3-11)

作家
野坂昭如
出版社
中央公論新社
発売日
2000-09-01
ISBN
9784122037106
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ひとでなし (中公文庫 の 3-11) / 感想・レビュー

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モリータ

◆単行本1997年中央公論社刊。文庫版(本書)2000年中公文庫刊。◆野坂の3人の「母」―生母・縫(野坂の生後病死)、養母・愛子(空襲で負傷、戦後別離)、継母・笑子―と養父・実父を中心に、野坂の人生と、それに複雑に絡みついた家族の運命が交錯的に記述される。愛子のことなど、これまでに語られてきた内容と重複する部分もあるが、笑子との、野坂が生家に帰還した当時の性的な関係(直接的なことではないが)とその前後の野坂の性的経験、老後の笑子とその実子による野坂への無惨な「たかり」などは本書で初めて語られる。

2022/12/30

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