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桃花源奇譚―開封暗夜陣 (中公文庫)

桃花源奇譚―開封暗夜陣 (中公文庫)

桃花源奇譚―開封暗夜陣 (中公文庫)

作家
井上祐美子
出版社
中央公論新社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784122037533
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桃花源奇譚―開封暗夜陣 (中公文庫) / 感想・レビュー

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YH

宗の権力闘争の系図が頭に入るまではちょっと入り込めない感じだったが、一度、入れちゃえば、物語は非常にテンポ良く進む。狄夫人、なかなかに肝の大きさと母性が備わって魅力的。

2019/12/28

shizuca

今度新装版が出ると知って読み返し。 やはり面白い。キャラも魅力的でさぁどうする、といったときに颯爽と登場してみせてくれるキャラに安心する。香炉をなんでか魔法のランプな想像してしまい、でてくるたびに魔神がでてくるのでは?と期待してしまう私がいます。

カツイチ

再読。アア、ヤッパリオモシロイ。中国宗の時代を舞台に、皇帝の座をめぐる後宮の陰謀。数奇な運命に立ち向かう決心をした秘められた皇子。王に仕えるべき星の下に生まれた天才。自らの不思議な素性を知らない少女。この三人に孤独な殺し屋、美貌(纏足つき)の花魁、仙人のような老人などキャラクター入り乱れての大伝奇小説開幕にふさわしく、ほぼ一日の出来事に丸1冊を費やしていました。継母のテキ妃がステキです。

2011/10/19

凛風(積ん読消化中)

読友さんのレビューに惹かれて、読んでみました。もう少しラノベテイストかと思っていたら、案外ガッツリ本格派。剣術の芸人少女、貴公子、秀才がそれぞれの思惑で桃花源を目指すところまで。この後、どんな展開になるか楽しみ。はじめのうちは、登場人物の人間関係とか、敵対関係がよく分からなくて戸惑ったけれど、大筋はつかめたので、次からはもう少しラクに読めそう。

2015/04/02

紫暗

双剣を使う気の強い少女といわくありげな貴人の少年、そして彼らをやんわり見守り手伝う青年の三人が旅に出るまでのお話です。中国歴史もの風ファンタジーといった感じの物語の序章といったところでしょうか。先が長いのでまだなんとも言えませんが、物語は面白いのにどうしてか読みにくい印象です。たぶん、雑学の説明を詰め込みすぎかなと思います。これから旅先で色々事件が起きれば、この手の説明は減るかもしれませんが…。と、期待しながら次の巻に入ります。

2013/09/09

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