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触発 (中公文庫 こ 40-1)

触発 (中公文庫 こ 40-1)

触発 (中公文庫 こ 40-1)

作家
今野敏
出版社
中央公論新社
発売日
2001-04-01
ISBN
9784122038103
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触発 (中公文庫 こ 40-1) / 感想・レビュー

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のり

地下鉄で爆弾テロが…捜査一課の「碓氷」は失態に苛むが、状況は刻々と悪い方へ…爆弾処理のエキスパートとして「岸辺和也」が自衛隊から召集される。省庁の垣根を取っ払った大胆な器用。犯人は歪んだ使命・正義感で日本を粛清しようとする。爆弾のプロvsプロ。心理戦も凄い。対岸の火事的な思いは確かにある。平和になれた我々の警鐘としたい。

2019/05/03

papako

これおそらく3度目の読了。今野さんの日本のマスコミに対する考えが語られた一冊。大筋と犯人と目的とかは覚えてたけど、碓氷とか和也とか登場人物の詳細は忘れてた。安積とか竜崎などの今野作品の他の主人公よりも自分大事な碓氷さん、ちょっとリアルなおじさん像だと思ったら、年下になってる!ま、自分が追い越したんですけど。。。ちょっとショック。。。

2017/02/12

ゆみねこ

地下鉄構内に仕掛けられた爆発物で多数の死傷者、犯人の目的は?追う警察、そして助っ人として出向した自衛官は爆弾のスペシャリスト。スピーディーな展開で一気に読めました。面白かったです。

2015/06/05

Rin

【図書館】序盤は正直、主役の碓氷さんがどうにも好きになれずに…。それでも事件の描写は迫力があって、地下鉄サリン事件も絡められていたために、犯人の思惑や事件の展開が気になり読み進めていった。そのうちに碓氷さんの人間らしい迷いや気持ちの切り替えに抵抗感は消えていく。爆破事件と、マスメディア、そして事件と向き合う警察など。何よりもマスコミに踊らされて他人ごととしか捉えずに、すぐに過去のものとしてしまう国民性。日本国民としての在り方を問われて気がした。他人任せにせず国と向き合うこと。難しいけれど大切なことですね。

2016/12/18

さっとん

前から読みたいと思っていた今野さん作品初読み。 期待通りの面白さでした◎ 重たい内容にも関わらず読みやすく終わり方も爽やかで良かったです。 碓氷さんが主役のシリーズ物のようですが、それにしては碓氷さんの影が若干薄めなのでそこは2作目以降に期待です。

2018/09/14

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