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長安異神伝 (中公文庫 い 92-6)

長安異神伝 (中公文庫 い 92-6)

長安異神伝 (中公文庫 い 92-6)

作家
井上祐美子
出版社
中央公論新社
発売日
2001-05-01
ISBN
9784122038219
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長安異神伝 (中公文庫 い 92-6) / 感想・レビュー

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でんか

シリーズ完結済み。半神半人の神、二郎真君の物語。チャイナファンタジー、異能の神と妖と人とが人界・天界を舞台にした冒険活劇。二郎真君、天帝の外甥で、ええ男前。戦わすとめちゃ強い。で、彼が出会う翠心という女性が、これがまた佳人で二人がよい感じなのですよ。実は彼女には秘密があり、それがこの巻以降もいろいろ絡んできます。ほか、狂言回しの東方朔や、翠心の侍女燕児、巻が進むと二郎の部下達や家族と、キャラも増えてさらに物語が広がります。一応、この本自体はこれ単独で読めるので、取り掛かりにいかがでしょう。

2017/10/21

ねこけし

母に薦められた本。中国の王朝についてあまり詳しくない私でも中国の文化を感じて楽しく読むことができました。人界と天界とが交錯する物語はよくあるパターンではあるけれど、天界も人界と同じような社会があって秩序が保たれているというは初めて。半神半人の顕聖二郎真君の悲しみと強さには胸を打たれる。そんな二郎を受け入れようとする翠心との関係性が今後気になるところ。シリーズをこれから読んでいこうと思います。

2015/03/18

YH

井上さんの作品はお母さん級の登場人物が秀逸。今回も裴氏がなかなかに良い感じ。

2020/02/16

ゆみ

半神半人の顕聖二郎真君が唐の都、長安で活躍するお話。シリーズ第1作らしい。天帝の甥として押しも押されもせぬ戦神なのに人間相手に意外に苦戦する。しかもヒロインの翠心に惚れたりけっこう人間くさい。チートかってくらい段違いの実力があるのに気安い感じ、脳内では十二国記の延王尚隆が動いてました。天帝が神々と天界を治めているという概念は道教のもの?そっちに興味がわいてきた。 読みやすい文章の中国ファンタジー。

2021/01/17

三月★うさぎ

すごく面白い。シリーズらしいので、しばらく楽しめそうだ。

2013/02/16

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