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おにいさまへ… 2 (中公文庫 コミック版 い 1-44)

おにいさまへ… 2 (中公文庫 コミック版 い 1-44)

おにいさまへ… 2 (中公文庫 コミック版 い 1-44)

作家
池田理代子
出版社
中央公論新社
発売日
2002-06-01
ISBN
9784122040489
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おにいさまへ… 2 (中公文庫 コミック版 い 1-44) / 感想・レビュー

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なるみ(旧Narumi)

個人的には薫様が一応は幸せな時期があったことに救われた全2巻の最終巻でした。しかし池田先生の絵は本当に美しいです。

2015/03/26

のりーの

2巻で完結する作品だが内容が濃く充分楽しめた。面白すぎる。池田理代子作品の中で一番好きかも。高校生の頃にBSアニメで観た時の衝撃といったら、お陰で今でも主題歌を歌えるくらい鮮烈で。今またマンガでこの作品を読めるなんて幸せです。

2017/03/25

たにしぃ

泣ける…登場人物が多く途中ちょっと混乱したけどこういう美しい少女漫画はずっと読まれてほしいなあ。

2013/06/30

アルパカ

短いのにとてもドラマティック。古いなあ、と思うところもあるがそれもいい。何か懐かしい感じがして、今の漫画では味わえないものがあります。登場人物たちの言葉遣いが丁寧なのもいいです。

2017/07/06

sputnik|jiu

引き続き再読。この表紙を見ても分かる通り、「おにいさまへ・・・」という作品自体、実はサン・ジュストと薫の物語だったんだな、と思う。生の中に死のみを見据え続けるサン・ジュスト。その透徹した視線の先には、彼女にひたむきに想いを寄せる奈々子嬢すら映らない。一方、限られた人生の中で苦しみあがく薫は、最終的に死の中にも生を見据える。結局、どちらも死なざるを得なかったわけだけれど、そこに帰着する過程は天地ほどに隔たりがあり、その二人が共依存のように友人であったというのがなんとも切ない。

2013/06/22

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