暁天の夢 下―長安異神伝 中公文庫 い 92-12
暁天の夢 下―長安異神伝 中公文庫 い 92-12 / 感想・レビュー
ねこけし
二郎と翠心は、お互いの望みをかなえて、これでやっと一緒に生きていけることができる。二郎が二郎らしく生きていけることになって本当に良かった。けれど、二郎が神で無くなり、もう力を使うことは無いということに少し寂しい気持ちも覚える。二郎の部下たちもそんな思いを抱えて、神である二郎についていたのではないかな。それぞれが落ち着くところに落ち着いて、今後のみんなの行く末が気になるところではあるけれど、これでお別れ。あとは私自身が中国の歴史と文化を深めて、私の中で彼らのことを見出そう。
2015/06/17
まろん
最終巻は、それにふさわしく、二郎井の集大成ともいえる巻でした。半神半人として色々と葛藤のあった二郎が最終的に選び取った道。もともと、人間らしい言動に二郎の魅力があったから納得ではあったけど、読み終わった時に、一抹の寂しさがぬぐえなかったのは致し方ないのかな。二郎のこれからの生が、長く濃く幸せに続くことを祈ってしまいました。
2015/03/23
黒蜜
面白かったです。周囲の期待と自分が望む姿となかなか難しい。だからこのシリーズは好きじゃないんだと思う。
2015/09/09
いちみ
感想: http://blog.livedoor.jp/ichimi_10/archives/18867418.html
2005/04/21
pyupi
一気に駆け抜ける展開に読むのが止まらない
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