座頭市: 時代小説英雄列伝 (中公文庫 な 51-3)
座頭市: 時代小説英雄列伝 (中公文庫 な 51-3) / 感想・レビュー
蘇芳
市、百面相。
2004/02/05
オサム
座頭市のオリジナルが、子母澤寛の実在の人物をモデルにした短編小説だとは、まったく知らなかった。木枯らし紋次郎と並ぶ、昭和のアウトロー股旅ヒーローであり、じっくり堪能した。昨今の風潮は、時代を遡って現代のモラル感を適用し始めるんじゃないかと思えるほどで、もうこういう、清廉潔白でなく、必要とあらば平気で人を斬り殺すダークヒーローが生まれることは難しいのかも知れない。時代小説自体は隆盛なんだがなあ…
2021/10/18
towerofthesun
「道の駅あいろーど厚田」で厚田出身の子母澤寛のことを知り、読んでみた。膨大な映像作品を生んだ「座頭市物語」の原典は、文庫本にしてたった9ページの短編小説だったのか。
2018/12/31
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