アトンの娘 1: ツタンカーメンの妻の物語 (中公文庫 コミック版 さ 1-27)
アトンの娘 1: ツタンカーメンの妻の物語 (中公文庫 コミック版 さ 1-27) / 感想・レビュー
みや
紀元前1353年、多神教から唯一神アトン信仰へと宗教改革を試みたアクエンアトンと王妃ネフェルティティの第三女アンケセナーメンの生涯を描く歴史漫画。ファラオの中で一番好きなアクエンアトンが、こんなにも深く描かれて嬉しい。娘を妻に娶り、同性愛の相手である異母弟をその妻と結婚させ、自分は別の娘を妻にするという恋愛相関図は破壊力抜群。そこに宗教や政治的企みを絡ませ、多角的に面白くなっている。盛りすぎなくらいに凄まじい人間関係と価値観が入り乱れる中、幼いツタンカーメンとの子供らしい普通の会話は微笑ましくて癒された。
2018/04/22
チサエ
KindleUnlimitedにて。古代エジプト好きなので興味深く、おもしろかったです。
2023/06/24
蜜蜂
旧約聖書を読んで「神の存在とは」というところが気になったので読みました。古代エジプト、ツタンカーメンの話です。古代エジプトの歴史や宗教の話。とても勉強になります。
2014/07/11
ぽへぽへ
Kindleunlimited。アクエンアトンとネフェルティティの娘アンケセナーメン目線の物語。素直で臆病な少女が王妃の役割とは…を考え始める
2022/07/17
chihuahuan
ネフェルティティの娘アンケセナーメンの目線で描かれる物語。元々古代エジプトに興味があるので手に取った本。久々に読むと、ミイラのDNA鑑定やCTスキャンなど最近の研究でわかってきた史実(ツタンカーメンはアクエンアテンと親子でありアンケセナーメンとは異母兄弟姉妹婚であるとか、もともと足が不自由であるとか、転倒した骨折にマラリアが重なって死亡した可能性が高いなど)と、この本の描く系図等の設定との違和感が大きくなってしまいました。もちろん諸説あることは、この本の系図にも書かれていますが。
2016/11/27
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