アトンの娘 2: ツタンカーメンの妻の物語 (中公文庫 コミック版 さ 1-28)
アトンの娘 2: ツタンカーメンの妻の物語 (中公文庫 コミック版 さ 1-28) / 感想・レビュー
みや
第2巻は母娘の対立が面白い。意地や感情的なもの以上に、国のためを思う信念の違いによる対立なので、女性特有の陰湿さが無くて読みやすかった。そもそも神なんて信じていないが、それでも一神教よりは八百万の神々の方が受け入れやすかった。だが、ネフェルティティが話す神の真理には頷かされる点が多く、自分の価値観が揺らいできている。宗教や神については、今後もじっくり考えていきたい。共に剃髪した11歳と13歳の夜の営みを見るのは、何とも罪深い気持ちだった。知識として理解していても、視覚的に見せられた時のインパクトは凄い。
2018/04/23
チサエ
KindleUnlimitedにて。ネフェルティティさま亡き世、いよいよ幼いツタンカーメンの治世に。
2023/06/25
蜜蜂
神は宗教は政治や利権の為に利用するものなのか?ネフェルティティも政治の実権を握ろうと目論んでいるが、神の存在の考え方には共感できる。
2014/07/11
ぽへぽへ
Kindle Unlimited。幼馴染で異母兄弟であるツタンカーメンと結婚。そして母ネフェルティティからの独立を経て 幼い王と王妃が役割と神について考え始める。しかし神官たち海千山千なのでなーハラハラするぜ
2022/07/17
メータ
ツタンカーメンは、ツタンカ アメンで、アメン神を意味しているそう。 著者がアメン神とキリスト教のアーメンという言葉に 関連があるかもとかいていた。
2012/09/14
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