KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

五王戦国志 7 暁闇篇 (中公文庫 い 92-19)

五王戦国志 7 暁闇篇 (中公文庫 い 92-19)

五王戦国志 7 暁闇篇 (中公文庫 い 92-19)

作家
井上祐美子
出版社
中央公論新社
発売日
2003-11-01
ISBN
9784122042872
amazonで購入する

五王戦国志 7 暁闇篇 (中公文庫 い 92-19) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

シュウ

後半で琅内にも急展開が巻き起こる。「王などゴメンだ」とと行っていた人が王となる。淑夜の先を見通す目も優れてきている。淑夜は初期に比べて、かなり成長している。時は熟した。次で行く末が決まる。

2015/10/29

ゆに

このぐらいの季節でしたか。もう少し、前でしたか 私は十八でした。頭に血が上って、後先も考えずに無影の生命をねらって、敗れました。無影を殺せないなら、生きている意味はないと、すさまじい痛みに耐えながら考えていました。-星がきれいでしたよ。昏いのは、天ではなく地上でした。それぐらい、天は明るかった。そして 生きたいかと訊いてくれた、あなたの声もまた、目がくらむぐらい明るかった。 異例の長文の引用です。ここがこのシリーズの核だけど、ここまで長い物語を重ねなければわからない言葉。これこそ、読書の楽しみだと思う。

2015/11/24

YH

つくづく蓮姫って薄幸だなぁ。花の贈り主を今さら知りたくないだろうな。尤夫人は時々お節介過ぎる。女性キャラは皆強いが蓮姫だけはいつまでもか弱いまま。だけど明らかに朴念仁な伯要すら魅了する美貌故に不幸だと思うと切ない。

2019/10/29

Mu@仔羊堂(文フリ東京39,け-19)

シリーズも終盤の第7巻。でもちょっと期待したほどは盛り上がらなかったかな。ロウに羅旋、大牙、淑夜がそろっていよいよと思ったのは2巻前。そこからロウと征との対決となったわけだけど本格的な衝突は起こらず、羅旋たちも巨鹿関から動かず、うん、これはまあもう一つ盛り上がらないだろう。せめて征王の死ぬ前に一戦あって劣勢になったところで……とかだったらな。そう言う意味ではストーリー運びにちょっと華が足らない気がする。さて本巻ラストで物語はようやく一気に動き出した。最終巻はわくわくドキドキの怒濤の展開になって欲しい。

2014/07/16

黒蜜

面白かったです。いよいよ羅旋が王になってクライマックスが近づいた感じ。一応淑夜が主人公なんでしょうが、だんだん影が薄くなってくる。また今回は女性の見せ場が多くなって、銃後の備え的に待ってるばかりでなく、前に出てくる人が多いのはやっぱり女性が書いてるからかね…。玉公主までアグレッシブだもんな。

2014/03/12

感想・レビューをもっと見る