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私はいつでも忙しい 改版 (中公文庫 う 3-12)

私はいつでも忙しい 改版 (中公文庫 う 3-12)

私はいつでも忙しい 改版 (中公文庫 う 3-12)

作家
宇野千代
出版社
中央公論新社
発売日
2004-03-01
ISBN
9784122043411
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私はいつでも忙しい 改版 (中公文庫 う 3-12) / 感想・レビュー

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じいじ

 長寿の作家・宇野千代の名は知っていた。恋多きことも。小説『おはん』とどちらを先に読むか迷ったが、読みやすいエッセイを選択。千代さんの口癖の「忙しい・・・」は、半分は自分の愉しみのためなので、ぼやくには当たらないこと」と仰る。この執筆時、御年94~95歳。何事にも積極的に・・・。一日一万歩歩くと、他人に豪語。TVは大好き、メロドラマよりチョンマゲ物がいい。とにかく痛快なエッセイである。元気なお婆ちゃまに喝を入れられました。いま読んでも旧さを感じない、ぜひお読みいただきたい一冊である。享年99歳で他界。合掌

2014/10/20

kaoriction@感想は気まぐれに

「忙しい」と口に出すのがどうも性に合わない。根がぐうたらの怠け者だから仕方ないけれど、よほどでない限り「最近どう?」と聞かれても「忙しい」とは返さない(と思う)。「忙」という字は「心を亡くす」と書く。結局、日々生きてゆくには、生き続けてゆくには、愉しいココロが大事なのだ。という思いが私の中にあることを最近知った。宇野さんの生き方は、自分に正直で力が抜けている。「忙しい」時にこそ、読むと身もココロも軽くなる。短いエッセイが沢山。宇野さんならではの文士、各方面の方々のお話も。それをパラパラと繰る今日も暇な私。

2013/03/11

オッキー

★★★☆☆

2024/03/25

Martan

コジコジのお母さん疑惑の宇野千代さんの本。恋愛遍歴の派手なお方と聞いてたので、どんな人なのか知りたいと思って読んだけど、あまりそういった類の話はなかったな。。最後の梶井基次郎の話くらいか。

2016/03/07

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