マンガギリシア神話 (7) (中公文庫 S 19-7 マンガギリシア神話 7)
マンガギリシア神話 (7) (中公文庫 S 19-7 マンガギリシア神話 7) / 感想・レビュー
aisu
1章:エリスという争いの女神が黄金の林檎を三女神の前に投げた経緯。アキレウスの誕生と彼の急所が出来た話。2章:トロイアのパリスと黄金の林檎と三女神の話。パリスは実は王子。スパルタの王妃ヘレネをさらう。3章ギリシア集結対トロイア。4章ギリシア側から参加したアキレウスの最期。5章トロイの木馬で、トロイア敗戦。パリスの最期。6章ミュケナイのエレクトラ。トロイの木馬は知っていましたが、改めてマンガで読むと面白いエピソードだなあと思いました。トロイア戦争の解説もとても興味深かったです。
2017/02/12
viola
遂に物語はトロイア戦争へ。ホメロスの『イーリアス』には木馬は出てこないけれど、トロイア戦争と言ったらこれですよねー。カッサンドラ殺害のシーンの描き方、好きだな。物悲しいけれど・・。それにしても、古代ギリシャの墓への供え物が「オリーブ油、蜂蜜、ワイン、ミルクを混ぜたものを土に注ぐ」ことだとは知りませんでした。(食べるものじゃないけど)思わずどんな味がするんだろうと想像してしまったり(苦笑)・・・何だかべたべたしそう・・・。
2011/07/21
Nana
トロイアの大戦争から、ロシアとウクライナを中心とするヨーロッパ戦争を思った。世界の食糧庫での戦争が奪う命は戦場に止まらない。神がいるならなぜ戦争があるのか謎だった。まさか大神ゼウスが戦争を望んでいたとはショックだった。カサンドラ症候群の由来となったカッサンドラ。知識や経験がないと認識できないリスクを「神経質」「気にしすぎ」片付けられる苛立ち。いかに分かりやすく他人に伝えるか?は私の課題だ。女神たちは強いが、人間の女たちは非力だ。暴力の支配する世界で女は弱い。しかし知恵や情報の世界では、そうとは限らない。
2022/06/06
あおい
海の女神テティスの結婚式に呼ばれなかった争いの女神エリスが「世界一美しい女へ」と書いた金の林檎を投げ込む。ヘラ、アプロディテ、アテナの美の戦いはやがてトロイア戦争のきっかけに…英雄アキレウスと有名なトロイの木馬。
2021/01/19
Yuka M
ヘレネを巡って起こる「トロイア戦争」に突入。
2015/02/10
感想・レビューをもっと見る