日本妖怪変化史 (中公文庫 B 21-1 BIBLIO)
日本妖怪変化史 (中公文庫 B 21-1 BIBLIO) / 感想・レビュー
佐島楓
京極夏彦さんが推薦なさっていた記憶がある本。仏教伝来と明治維新が妖怪にとっての二大ターニングポイントのようだ。いずれにしても、自然への畏怖を忘れてはいけないと思う。こんな時代だからこそぜひ思い出してほしい。
2012/05/31
F
上古から近世・近代までの妖怪(?)を広く浅く網羅した大正十二年に発表された論文。種別に細かく分類、分析されており学問的に妖怪を眺めたい方にお勧め。図版も多く収録されているので、最近の作品の元ネタ探しにも有用。分類、定義については現在の「妖怪」との隔たりも大きく、大正から平成までの「妖怪」の変遷を伺うことも出来る。表題論文ほか、「文芸上に表われたる鬼」「火の玉」を収録。
2010/02/26
miharasi_mamiya
大正時代ぐらいに書かれた本らしい。妖怪、幽霊、鬼などを細かく分類している。妖怪、幽霊などが出てくる物語が紹介されている。
2015/04/03
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