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小説家の内緒話 (中公文庫 せ 1-16)

小説家の内緒話 (中公文庫 せ 1-16)

小説家の内緒話 (中公文庫 せ 1-16)

作家
瀬戸内寂聴
山田詠美
出版社
中央公論新社
発売日
2005-01-01
ISBN
9784122044715
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小説家の内緒話 (中公文庫 せ 1-16) / 感想・レビュー

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金吾

4つのテーマを友達通しの幹事で話が進みます。私小説の話は面白かったですが、死については「いつ死んでもいい」と言う人をあまり信用できないと思いながら読みましたので、今一かなと思いました。

2023/09/09

Roy

★★★★☆ 瀬戸内寂聴と山田詠美の「私小説」「死」「女と男」「場所の記憶」についての対談。とりあえず寂聴は置いといて、山田詠美の小説ってあんまり読んだこと無いけれど、この人の出てる対談とかインタビューって好き。変に持ち上げたり、手放しに賞賛したりしない姿勢が人間関係に於いてとても真面目に取り組んでいるように思える。表紙の寂聴の笑顔、いたずら娘っぽくて好きだなあ。

2009/04/02

北山央晃

小説家の内緒話というより、世代は違うけど気の置けない友人どおしの女性の会話ですね。恋についておとこよりおんなのほうが自由に考えている気がするな。生きることに覚悟を決めその結果を負ってまた生きていくのが小説家かな。

2015/02/01

まめしば

山田詠美の好感が持てる物言いにはまって彼女が出てる対談を連続して読む。今回は瀬戸内さんが対談相手だったが河野さんの時よりやったら多い恋愛話。だが彼女達の小説の根源にあるのがその経験である事が今回嫌というほど分かった。また自分が芸術家だと言う意識を常に持ち続ける二人の姿勢や考え方はとても興味深かった。

2012/06/15

永野間かおり

表紙からもうすごい重量感、内容はさらに濃く重く、アクの強いエッジのきいたやりとりの連続。小説家としてきっといろんなものと闘ってきたお二人の、それでも私はこのやり方で、この思想でしか発信できないという、腹の括りを見せつけられるような読後。ちゃめっけたっぷりのキュートさも見所!

2012/04/16

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