天使と呼ばれた悪女 (中公文庫 ふ 37-3)
天使と呼ばれた悪女 (中公文庫 ふ 37-3) / 感想・レビュー
金吾
フランス革命時の二人の女性について書いています。シャルロットは思い込みの強いかなり迷惑な女性であり、本人の満足感のために巻き込まれたジロンド派の議員からしたらたまったもんじゃないだろうと思いました。 テレジアはあまり理念はなく享楽的に生きながら後半生は安らぎを得たというしたたかさに凄さを感じました。
2023/06/02
キムチ
ラノベ、歴史的エッセーというジャンルの読みもの。圧倒的な図柄の使用で想像力を膨らませながら、テレビの解説を見るような感覚で読めた。それにしても、フランス人の性への感覚は凄い。
2012/09/20
めんとす
エッセイなので、著者の感想や主観によって2人の人生が語られるのが好みが分かれるところ。個人的には、著者の見方で統一されているために、歴史ものでも感情移入しながら楽しく読めた。シャルロットは劇場型の超思い込み人間、テレジアは自分大好きで満たされないファム・ファタールという印象。どちらも感情のまま突き進んだ結果、歴史に名を残した。「お手本」の偉人とは正反対の、とんでもない思い込みの強さと行動力という点が、私のような凡人にとってはある種の憧れを感じた。★★★
2017/09/07
半べえ (やればできる子)
★★★★
2012/11/30
pika
歴史上の人物にもいろんな一面があったんだなーと思った
2012/04/10
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