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熱欲 (中公文庫 と 25-3)

熱欲 (中公文庫 と 25-3)

熱欲 (中公文庫 と 25-3)

作家
堂場瞬一
出版社
中央公論新社
発売日
2005-06-01
ISBN
9784122045392
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熱欲 (中公文庫 と 25-3) / 感想・レビュー

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セウテス

刑事鳴沢了シリーズ第3弾。前作の犯人射殺問題から、鳴沢は所轄の生活安全課に飛ばされてしまう。そこは今迄と全く違い、詐欺やDV被害等慣れない捜査に当たる事になる。シリーズとしては、事件が発生し新しい相棒、捜査の結果何らかの組織が見えて来る、という流れが出来た様である。ミステリというよりは、鳴沢了の人生ドラマの意図が強い為、この頑固で融通の聞かない主人公を気に入るかどうかが大きい。読後感の暗いシリーズではあるが、本作は少々先の明るさも見えた様だ。この明かりが、更なる悲しみを作り出すための布石ではない事を祈る。

2019/08/01

nakanaka

久しぶりの堂場作品でした。とても面白かったです。マルチ商法が絡んだ詐欺事件が話の大筋ですが最後の見せ場はスリルがありました。ストーリーが複雑な点と魅力的なキャラクターが多く登場したことから鳴沢シリーズ三作目でしたが一番楽しめた気がします。個人的には横山と米山という二人の刑事が好感が持てました。鳴沢シリーズはまだまだ続くようですが今後トミー・ワンをどうやって追い詰めていくのかや、内藤優美との関係など気になる点が多く楽しみです。

2017/10/16

アッキ@道央民

鳴沢了シリーズの3作目。今回は生活安全課に移動して、マルチ商法詐欺事件の捜査に関わる。昔馴染みのニューヨークの刑事の内藤も登場。まさかまさか、事件に中国マフィアまでが絡んでくるとは・・・。このシリーズまだ先が長いけどこの先また何処かで絡んで来るのかな。シリーズを読み進める度に鳴沢了シリーズの世界にどっぷりはまっていく自分がいます。優美さんとの今後も気になるし、また刑事課勤務に戻る事出来そうだし・・・。この先も楽しみながら読んで行こう♪

2017/10/05

choco

やっと回ってきた図書館本。前回の事件から鳴沢が刑事課から生活安全課に移動されてから七海との再開、優美との出会い、その後起きる様々な事件がどこでどう絡んで行くのか気になって仕方ない。堂場さん。ダメですょー。私は不眠症。(笑)そして次作をすぐに読みはじめる。賛否両論ありますが、ストーリーにはやっぱり恋愛絡みは必要!って事で皆さん了を大目に見てあげましょw

2016/10/10

Tsuyoshi

鳴沢了シリーズ第3作。今回は青山署の生活安全課に移りネズミ講による詐欺事件を追う展開。アメリカ時代の友人との再会を契機に新たな恋愛要素も加わる事で頑なだった姿勢にも変化が訪れつつある鳴沢。今度の恋愛は進展があるのか。

2018/09/30

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