西の善き魔女 (7) (中公文庫 お 65-7)
西の善き魔女 (7) (中公文庫 お 65-7) / 感想・レビュー
かのこ
ルーン、セラフィールドへやってくるの巻。フィリエルとルーンが出会った最初の一年を4つの季節のエピソードで描く外伝。ファンタジーらしく荒れ野での素朴な暮らしを描きつつ、承認欲求や現実逃避、嫉妬等のフィリエルとルーンの感情がとてもリアル。ルーンの本名がなぜおかしな小人の名前なのか、博士のメガネを大事にしていた理由、変わり者で片付けられていたこれらにちゃんと意味があって、良かった!一巻の別れがより悲しくなったり、二人の絆をより感じられたり、これまでの物語の印象を補強する素敵な作品。
2017/01/29
たるき( ´ ▽ ` )ノ
とても素敵な外伝だった(*´꒳`*)フィリエルもルーンも、色んな想いを抱きつつ、助け合って成長してきたんだなぁ。ホーリー夫妻に育ててもらって良かったね♪
2019/01/12
りょうこ
とても可愛い二人の幼い頃のお話。番外編だけどこの1冊だけ読んでも大丈夫な位にうまくまとまっているな!って思いました(^_^)残り、後1冊。楽しみたいと思います!
2011/12/15
昼夜
フィリエルとルーンの出会い。セラフィールドは荒れ野で天文台とホーリー家以外は何もない場所だけど、四季の移ろいが色彩色豊かでステキ。読んでてガラスの仮面に出てきた「嵐が丘」を思い出した。小さなフィリエルとルーンを見てると1巻が読みたくなる。最後に断章での二人が微笑ましくて良かった。
2010/08/31
ぐっち
ノベルス刊行順に読んでます。ノベルス版を読んでた時は外伝があるって知らなかったのでここからはほんとに初読み。フィリエルとルーンの出会いから、四つの季節の物語。博士もようやく出てくる…っていうかまだいなくなってない。フィリエルとルーンがこの5人だけの小さな世界をどれだけ大切に思っていたかがわかる。素敵な景色の、いい話。
2011/05/21
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