60戯画: 世紀末パリ人物図鑑 (中公文庫 か 56-6)
60戯画: 世紀末パリ人物図鑑 (中公文庫 か 56-6) / 感想・レビュー
mocha
19世紀末のパリに集った著名人を、戯画とともに紹介する人物図鑑。作家はだいたいわかるけれど、知らない人もけっこういた。興味が湧いたのはマルチタレントの先駆けという〈ナダール〉。贅沢な戯画がこれだけ掲載されているのだから、実際の写真との比較とか、戯画の内容やその画家たちについても解説があったらもっと楽しめたと思う。
2017/04/17
H2A
19世紀末の芸術家、政治家、ジャーナリスト60人の風刺画に鹿島茂による人物紹介付き。画集としてはやはり文庫サイズでは物足りない。人物紹介の方も2ページに要約しているので食い足りない感がある。作家はさすがに大抵知っていたが、忘れられた巨匠フェードーとかルコック、ペラダンの名は初耳。
2013/09/07
ごへいもち
イギリス文化にも鹿島茂なみの人がいれば楽しいのになぁ
2011/07/12
ニールキャサディ
19世紀、20世紀初頭のパリには、非常に魅力的な芸術家、政治家を多数輩出していた。パリについて著作の多い著者が、それら人物について、短いながらも魅力的に活写して、パリ観光する際に手元に置いていた。
2013/03/03
オペラ座のカニ人
知らない人がほとんどで名前が覚えられないが、家なき子の作者はフランス人エクロール・マロであると、覚えておきたい。 今後はこの本を人物辞書にして引き続き手元に置きながら、フランス史、フランス革命からのフランスを勉強していきたい。
2021/10/16
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