応天門炎上 (中公文庫 さ 28-21 天の鎖 第 2部)
応天門炎上 (中公文庫 さ 28-21 天の鎖 第 2部) / 感想・レビュー
Book Lover Mr.Garakuta
図書館本:平安期の仏師の話。
2021/04/10
真理そら
再読。60年ぶりに「牛」は京に戻ってきた。が、昔近所に住んでいた人たちも代替わりをしてしまい「牛」は浦島太郎状態。唯一豊安という子供だけが「牛」に興味を持つ。東寺造仏所で仏師として働くことになる「牛」は「東のお爺」になり、この巻では豊安が「牛」と呼ばれる。この巻では悲田院から始まる東寺奴「石根」と良民の娘「夜登女」の悲恋がインパクトがありすぎて、「牛」の存在感がかすむ。第一部以上に庶民の生活の悲惨さや、庶民が必ずしも善人ではないことがじっくり書き込まれていて読むのがキツイ。
2017/07/10
marumichan
第一部からいきなり60年!びっくり!奴、石根が哀しい。作者は何が書きたいのか、まだよくわからない。続きを読みます!
2012/11/13
kayoshi
★★★・・
2008/10/08
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